『ディスタービア』
『ディスタービア』勝手に自己評価!!
★★★★★★☆☆☆☆(10点満点中6点)
細かい事は考えず・・・娯楽映画として軽い気持ちで観たらなかなかおもしろいです。
こんだけ好き勝手な内容なのにストーリーの流れに不自然さを感じないことに驚く。
最愛の父親を事故で亡くして自暴自棄になったケール(シャイア・ラブーフ)は、学校での暴行事件により、3ヶ月間の自宅軟禁処分を言い渡される。半径30メートルを超えると警察に通報される監視システムを足首に取り付けながら抑制された生活の中で、退屈しのぎに何気なく近所の覗き見を始めることにする。やがて、窓の外に見える光景に好奇心を抱き始めたケールは、隣に越してきたアシュリー(サラ・ローマー)とも親しくなり、親友のロニー(アーロン・ヨー)を交えた3人で、「覗き見ゲーム」にのめり込んでいく。そんなある日、ケールは血まみれのゴミ袋を引きずる人影を目撃する。それは、決して遊び半分では済まされない、最悪のシチュエーションの幕開けだった…。
題材としては、ヒッチコック監督の『裏窓』やアントニオーニ監督の『欲望』にも代表される「覗き見」映画。監督本人もこれまでの名作映画の良い要素を取り入れ、現代版として新しくリメイクしようとしている印象を受けた。
望遠鏡で男女が窓の外を除き見る姿なんて、『裏窓』の1シーンを切り抜いたかのように酷似してます。
確かに新感覚のスリラーではあります。
というのも、
前半部分の微笑ましいほどにポップな青春ドラマのようなテンポから、後半部分に向かうにつれて畳み込むようなスピードでスリリングな展開に切り替わっていく点ではとても新しいからです。
ラブストーリーとサスペンスを半々で混合させたような映画です。私は比較的自然に観れましたが、違和感を感じる人も当然いるでしょうね。
少ない違和感で観れたのは、スピルバーグも絶賛したという脚本の力です。間違いなく。シャイア・ラブーフの演技力など、この作品の是非にはまったく関係してない。ヒッチコックの作品の概念を現代のめまぐるしい情報社会とリンクさせ、物語の中に落とし込ませた原案者の発想がまあ良かった。
しかし・・・アメリカ映画も相当追い込まれてますね。完全に映画のネタに困っています。普通なら駄作となってしまうような青春ラブサスペンス作品が全米でヒットしてしまう現状にまで来ているとは・・・。
(以下ネタばれあり)
細かい部分を指摘するとしたら、冒頭の西日が差し込むほのぼのとした川釣りのシーンから、突然訪れる父親の悲劇的な死・・・・これがそのあとの展開に生かされていたらよかったが、物語の単なる繋ぎにしかなっておらず、あまりにも軽薄すぎな印象を受けた。
たとえば、事故死の原因が例の隣家に住む殺人犯のおっさんだったりしたら面白いのになぁ(もしかしたら私が見過ごしていただけで、本当はそういう設定だったかもしれない。これから劇場で観る人はチェックしてみて下さい)。中途半端は一番つまらないです。
深くは考えず、軽い気持ちで観てみよう。そしたら十分に楽しめます。私的には『トランスフォーマー』より好きです。
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コメント
映画のことは詳しくないからよく分かりませんが、これ面白そうですね^^
覗き見映画??楽しそう○
でも普通なら駄作になっちゃう青春ラブサスペンスなの?´`
投稿: noro | 2007.11.07 01時37分
noroさん、いつもコメントありがとうございます。
ぜひ映画を観たら、感想聞かせてください。
投稿: uta | 2007.11.07 01時56分
TBさせていただきました。
冒頭のシーンが一番の見所って感じでしたが、意外とラストまでたのしめました。
現代のアメリカの若者文化がわかるところもよかったと思います。
投稿: タウム | 2007.11.11 01時23分